セッション一覧

SESSIONS

2026.11.22

SUN

基調講演①

すべての人にひらかれた教育へ:
国連報告書から見る、SOGIをめぐる世界のいま

Education Without Exclusion: Global Insights from the UN Report on Sexual Orientation and Gender Identity

13:00 - 13:30

ウ・タント国際会議場(3階)

Coming soon

Graeme Reid(グレアム・リード)

国連「性的指向と性自認に基づく暴力と差別からの保護に関する独立専門家」/イェール大学ジャクソン国際問題大学院 研究員・講師/プレトリア大学人権センター 特任講師

南アフリカ出身の研究者。ジェンダー、セクシュアリティ、LGBT、HIV/AIDSを専門とし、研究・教育・執筆活動を幅広く行う。2007年以降、イェール大学、コロンビア大学、アムステルダム大学でジェンダー、セクシュアリティ、人権の人類学を教授。元ヒューマン・ライツ・ウォッチ LGBT権利プログラム・ディレクター。1997年、南アフリカのクィア・アーカイブ「GALA」を設立。
ウィットウォーターズランド大学で文学士(BA)・人類学修士(MA)、アムステルダム大学で博士号(PhD)を取得。著書に『How to be a Real Gay: Gay Identities in Small-Town South Africa』(2013年)、『Above the Skyline: Reverend Tsietsi Thandekiso and the Founding of an African Gay Church』(2010年)。

Graeme Reid is a South African scholar, who has conducted research, taught and published extensively on gender, sexuality, LGBT issues, and HIV/AIDS. He is Research Scholar and Lecturer at Yale Jackson School of Global Affairs, Extraordinary Lecturer at the Centre for Human Rights, University of Pretoria and the UN Independent Expert on Protection Against Violence and Discrimination Based on Sexual Orientation and Gender Identity. Since 2007 he has taught courses on the anthropology of gender, sexuality, and human rights at Yale and Columbia, and the University of Amsterdam. Previously, he was Director of the Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgender Rights Program at Human Rights Watch. In 1997, he founded GALA, South Africa’s Queer Archive. He received his BA in literature and MA in anthropology from the University of Witwatersrand and PhD from the University of Amsterdam. Reid’s published monographs are: How to be a Real Gay. Gay Identities in Small-Town South Africa (2013) and Above the Skyline. Reverend Tsietsi Thandekiso and the founding of an African gay church (2010).

SESSION 1-1

自治体による取り組み

14:10 - 14:55

ウ・タント国際会議場(3階)

LGBTQをはじめとする多様な人々が安心して暮らせる地域の実現には、自治体の役割が欠かせません。現在、全国の自治体で多様な性を包摂するための施策が進められています。
本セッションでは、自治体の施策推進担当者をお招きし、これまでの自治体におけるLGBTQ/SOGI施策の取組事例を共有いただくことで、これからの地方自治体が目指すべきあり方や、だれもが安心して暮らせるまちづくりについて考えます。

米田百花

鳥取県 地域社会振興部 人権尊重社会推進局 人権・同和対策課 人権啓発担当 主事

森田彩花 / 渡邊裕子

栃木県日光市 総務課 人権・男女共同参画推進係 / 教育委員会事務局 学校教育課 教育指導係

鈴木秀洋

日本大学(危機管理学部) 教授・学部次長

法務博士(専門職)、保育士、防災士。元特別区法務部、文京区危機管理課長、男女協働課長、子ども家庭支援センター所長等。最高裁決定(R5.10.25)で全国の魁と引用された文京区の2013年条例(性自認・性的指向に係る人権侵害差別禁止)の立案担当。カラーリボンフェスタ、SOGI理解支援カード、認定バッジ等施策展開。内閣府、東京都その他自治体の審議会・研究・研修(委員長等)多数。ダイバーシティ委員長(学部)。著書『LGBTQ理解増進法逐条解説ハンドブック』等

SESSION 1-2

大学による取り組み

14:10 - 15:10

レセプション・ホール(2階)

多様な性を包摂するキャンパス環境の整備は、個人の尊厳を守り、学びの権利を保障することにつながります。
本セッションでは、各大学における先進的な施策やセーフスペース等の取り組みの実践例をご紹介いただき、LGBTQの学生も安心して過ごせる大学づくりについて考えます。

渡辺大輔

埼玉大学 学術院(大学院人文社会科学研究科・ダイバーシティ推進センター) 教授

専門は教育学。小中高の先生方と性の多様性を含む包括的性教育の授業づくり研究を進めている。主な著書は『マンガカラフル Kids』(共著、子どもの未来社、2023 年)、『実践 包括的性教育』(共著、エイデル研究所、2022 年)、『性の多様性ってなんだろう?(中学生の質問箱)』(平凡社、2018 年)、ユネスコ編『国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】』(共訳、明石書店、2020 年)など。(撮影/清水亮一)

河野禎之

筑波大学 筑波大学 人間系助教/ヒューマンエンパワーメント推進局業務推進マネージャー

博士(障害科学)/臨床心理士/公認心理師。「多様性社会」の実現に向けてDE&Iを研究領域とし、特に性的マイノリティや認知症のある人のインクルージョンをテーマに取り組む。筑波大学のLGBTQ+に関する基本理念と対応ガイドラインの策定をとりまとめたほか、筑波大学インクルーシブ・リーダーズ・カレッジの立ち上げを担う。平成29年度筑波大学BEST FACULTY MEMBER、令和4年度日本老年社会科学会奨励賞受賞。

SESSION 2-1

教育の未来

15:30 - 16:30

ウ・タント国際会議場(3階)

学齢期の多くの時間を過ごす学校において、多様な性についての正しい知識を伝えるだけでなく、多様な性を包摂する環境を整えることは、LGBTQのユースが安心して自分らしく過ごせることへ直結します。また、いまを生きるユース自身が何を考え、どのように行動しているかを知ることも不可欠です。
本セッションでは、LGBTQも安心して過ごせる学校づくりの実践事例や、課題解決に取り組むユースが直面している現状と目指す社会像などを踏まえ、ユースを取り巻く日本の教育現場の現在地と、これからの学校や教育のあり方について考えます。

平野優

社会人3年目 食品メーカー勤務。TokyoPride運営のYouth Projectのプロジェクトメンバー。トランスジェンダー女性当事者としての経験から「誰もが平等に活躍できる社会の実現」を目標にLGBTQ+の就職活動、キャリアについての発信を行う。LGBTQ/SOGIE分野に取り組むユースリーダーシッププログラム「diverseeds2026」参加者。

阿部紗彩

大学4年生で中学校教員を目指しています。「いわてレインボーマーチ」に所属し、プライドマーチやLGBTQ+当事者ユース限定の交流会開催、講演活動等を行っています。当事者のユースは、孤独や苦しみを抱えつつも、あなたと同じ「まち」で生きています。本来どこでも権利や居場所が守られるべきであり、教育現場も例外ではありません。教育により、全ての子ども・若者が自分らしく生きられる未来を創造できると信じています。LGBTQ/SOGIE分野に取り組むユースリーダーシッププログラム「diverseeds2026」参加者。

遠藤まめた

一般社団法人にじーず 代表理事

一般社団法人にじーず代表。トランスジェンダー当事者としての自らの体験をきっかけにLGBTの子ども・若者支援に関わる。近著に「教師だから知っておきたいLGBT入門」(ほんの森出版)ほか。

SESSION 2-2

かぞくと暮らしを考える

15:30 - 16:30

レセプション・ホール(2階)

LGBTQをかぞくに持つ人や、LGBTQ自身が親になり子どもを育てるケースなど、現在の日本においても多様なかぞくのかたちが存在しています。しかしその一方で、法的な関係性の保障が得られず、日々の暮らしのなかでかぞくとして扱われない、LGBTQの存在が想定されない社会のなかでLGBTQの子どもをもつ親が孤立するといった課題も残されています。
本セッションではLGBTQファミリーや、LGBTQ当事者をもつかぞくをテーマに取り組みを行っている団体の実践紹介を共有いただくことで、家族を取り巻く社会のあり方をテーマに考えます。

青山真侑

特定非営利活動法人にじいろかぞく 共同代表理事

特定非営利活動法人にじいろかぞく:2010年設立、2025年より法人化。活動16年目。
「子育てをする、あらゆるLGBTQ+と、その周辺をゆるやかにつなぐ」をコンセプトに、LGBTQ+ファミリーの交流会や相談支援、学びの場づくり、LGBTQ+ファミリーに育つ子どもたち同士の交流を行っている。

また近年では、「多様な家族とその子どもたちが『あたりまえ』に、安心して暮らせる社会」を目指して、 学校・自治体・企業等への研修や情報提供、教育現場への働きかけ活動を行っている。(Photo/Emi Yasuda / Miraifu coLLabo)

松岡成子

特定非営利活動法人ASTA 共同代表理事

特定非営利活動法人ASTA:2017年設立 ボランティアメンバー登録者約80人
愛知県岐阜県内の学校や行政を中心に、「LGBTQ+出張授業」を展開。
3人~4人のチーム編成を行い、基礎知識、ライフヒストリー、質疑応答を行うパネラー形式と、4人~10人のチーム編成で行うグループワーク形式がある。
その他、名古屋あおぞら部(2か月に1回ユースの交流)・みんなで保護者会(毎月1回オンライン開催)などを行っている。

SESSION 3-1

LGBTQ/SOGIEを取り巻く日本の現状と未来

16:50 - 18:10

ウ・タント国際会議場(3階)

SOGI理解増進法に基づく基本計画の閣議決定や、婚姻の平等をめぐる最高裁判決の動き、性別の取扱い変更に関する法律の要件の一部を無効とした最高裁判決をはじめ、トランスジェンダーの人権をめぐる議論も進んでおり、日本におけるLGBTQ/SOGIEを取り巻く法的・社会的環境は大きな転換期を迎えています。
本セッションではSOGI理解増進法、婚姻の平等、トランスジェンダーの人権をめぐる動きなどを踏まえ、LGBTQ/SOGIEを取り巻く日本の現在地と、これからの社会のあり方について、複数の観点から考えます。

野宮亜紀

一般社団法人Tネット ディレクター

1998年からトランスジェンダーの自助・支援グループの運営に携わり、2000年から東京レズビアン&ゲイパレードの実行委員、その後、パレードの主催団体であった東京プライドの理事を務める。2005年から大学で非常勤講師としてジェンダー、セクシュアリティについての講義を担当。

寺原真希子

公益社団法人Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に 代表理事

弁護士(日本・NY州)。長島・大野・常松法律事務所等の都内事務所勤務、ニューヨーク大学ロースクール留学、メリルリンチ日本証券(株)(現BofA証券(株))でのインハウスロイヤーを経て、2010年より弁護士法人東京表参道法律会計事務所共同代表。2019年より「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京弁護団共同代表、公益社団法人「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」代表理事。

釜野さおり

早稲田大学 社会科学総合学術院/早稲田大学総合研究機構 SOGI調査研究所 早稲田大学 社会科学総合学術院 教授/SOGI調査研究所 所長

1990年代から性的マイノリティに関する研究に携わり、近年は性的指向と性自認のあり方(SOGI)の人口学を切り拓いている。同性カップルへのインタビューや性的マイノリティについての全国意識調査などを重ね、無作為抽出による全国調査を研究代表として実現。国立社会保障・人口問題研究所を経て2024年より現職。2026年、科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞)を受賞。PhD(社会学)。

中島潤

認定NPO法人ReBit 理事、事務局長兼キャリア事業部シニアマネージャー

大学在学中、国内外のマイノリティに関する課題について学び、多様な性に関する発信活動を開始。学部時代に学生団体であったReBitに参画し、卒業後は、トランスジェンダーであることを明かして民間企業に就職。営業職や販売管理のマネジメント業務に従事。その後、大学院にて社会学を専攻。現在は、「LGBTQも含めた誰もが、ありのままで大人になり、自分らしく働き、暮らすことを実現する」という目標のもと、教材の監修、企業・行政等への研修やコンサルテーション、就活生・就労者への支援を行う。修士(社会学)、国家資格キャリアコンサルタント。

SESSION 3-2

ユース交流会「みんなでしゃべろう!LGBTQ+の未来」

16:50 - 18:10

レセプション・ホール(2階)

24歳以下限定のユース交流会です。LGBTQ+や「そうかもしれない」と感じている人はもちろん、それ以外の方もぜひご参加ください。

<トークパート>
LGBTQ+の子ども・ユースのための居場所作りをしている24歳以下のユースのスタッフが登壇し、日頃の取り組みやこれからの未来について語ります。

<交流パート>
参加者みんなで、作りたい未来についておしゃべりします。

特定非営利活動法人Proud Futures

LGBTQ+の子ども・ユースが安心して自信をもって自由に生きられる社会を目指して、居場所づくり、相談支援、LGBTQ+の子どもをもつ保護者の会、学校や子どもに関わる人たちとの連携などの活動に取り組む。2026年5月から24歳以下のユーススタッフが中心となって24歳以下のLGBTQ+の子ども・ユースの居場所を毎週日曜に運営。

2026.11.23

MON

基調講演

カミングアウトは社会をどう変えるのか?〜スポーツとエンタメから考える〜

10:50 - 11:20

ウ・タント国際会議場(3階)

Coming soon

HUWEI(フーウェイ)

神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程に在籍。文化人類学とクィア研究を専門とし、日本とタイを中心に、同性婚や性的少数者をめぐる社会運動や家族について研究を行っている。一方、柔道タイ代表として国際大会にも出場し、競技活動も行う。タイと中国にルーツをもち、日本で育った経験から、近年はクィアや移民としてのインターセクショナルな経験と視点をもとに、執筆やメディアでの活動も行っている。

松岡宗嗣

一般社団法人fair 代表理事

愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『多様な性を生きる - LGBTQ+として生きる先輩たちに人生のヒントを聞いてみた』(河出書房新社) 『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など

SESSION 4-1

ジェンダー平等とSRHR

11:40 - 12:40

ウ・タント国際会議場(3階)

第6次男女共同参画基本計画が閣議決定され、各地の自治体計画においてもSOGIの観点が取り入れられるなど、ジェンダー平等とSOGI課題の連携が進んでいます。また同時に、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)との関連性や、LBQが直面する複合的な抑圧への理解と取り組みも求められています。
本セッションでは、男女センターでの取り組み事例の共有やSRHRの現状、LBQの調査や支援から見える現状をふまえ、これからの社会のあり方をともに考えます。

坂田静香

特定非営利活動法人ジェンダー平等Labota、特定非営利活動法人全国女性会館協議会 事務局長

福岡県飯塚市出身。2002年にボランティアとして都内公共施設の事業企画に関わったことを機に男女共同参画センターの職員となり、8年間にわたりセンター長を務めた。現在は「NPO法人ジェンダー平等Labota」や、全国の拠点をつなぐ「全国女性会館協議会」の常任理事・事務局長を兼務。現場での豊富な実績とネットワークを生かし、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けて幅広く活動している。

鳩貝啓美

NPO法人レインボーコミュニティcoLLabo 代表理事

臨床心理士・社会福祉士、千葉県出身。NPO法人レインボーコミュニティcoLLaboは、セクシュアルマイノリティ女性(LBQ)がのびやかに生きられる社会を目指しサポートや情報発信を行う。「セクシュアリティ×女性」の可視化と理解促進のため「みらいふWeb」を運営。個人でも「結婚の自由をすべての人に」訴訟の原告として発信、社会が身近なところから、しくみ、制度、法律へと変化することを願っている。

草野洋美

公益財団法人ジョイセフ シニア・アドボカシー・オフィサー

性と生殖に関する健康と権利(SRHR)とジェンダー平等の推進に力を注ぎ、国連の人権擁護の仕組みを活用した政策アドボカシーに取り組む。市民社会プラットフォーム「SRHR for ALLアクション!」事務局として、包括的性教育の義務教育導入と性暴力根絶を求める提言の働きかけを行い、日本のSRHR向上に寄与している。品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会推進委員。

高井ゆと里

Tネット アドバイザー

東京大学大学院人文社会系研究科(死生学応用倫理研究室)特任研究員。Tネットアドバイザー、東京レインボープライド理事、アジア女性資料センター理事。トランスジェンダー/SRHRアクティビスト。共著に『トランスジェンダー入門』や『トランスジェンダーQ&A』、編著に『トランスジェンダーと性別変更』、訳書にショーン・フェイ『トランスジェンダー問題』など。2025年には雑誌『エトセトラVol.15』のSRHR特集で責任編集を務める。

SESSION 4-2

まちに居場所がある未来

11:40 - 12:40

レセプション・ホール(2階)

社会の多様な抑圧や困難のなかで暮らす人々にとって、地域の中に心理的安全性があり、ありのままの自分でいられる居場所が存在することは非常に重要です。
本セッションでは、各地でLGBTQの居場所づくりに取り組む団体・実践者の事例を共有いただき、地域社会の中に誰もが安心して過ごせる場所があることの意義や、持続可能な居場所づくりの可能性についてともに考えます。

中谷衣里

NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port 代表理事

1991年旭川市生まれ。NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port代表理事、社会福祉士。若年層を主な対象としたセクシュアリティ専門LINE相談「にじいろtalk-talk」や、居場所交流会「にじいろ談話室」などを運営。年間300人を超えるLGBTQ+当事者の望まない孤独孤立を防ぐ活動を行う。そのほか、個人として「結婚の自由をすべての人に訴訟(通称:同性婚訴訟)」北海道原告など。

儀間由里香

長崎県・Take it!虹 代表

2012年からTake it!虹代表として長崎県を拠点に活動。LGBTQ+の交流会や講演、多文化共生を考えるながさき・愛の映画祭を開催。学校や行政、市民団体と連携し、地域で安心して暮らすための街づくりを行っています。また、NPO法人心澄で若者支援の相談員としても従事し、今年度は長崎県内にてダイバーシティセンターの設立を目指しています。

SESSION 5-1

海外の実践から考える

13:20 - 14:50

ウ・タント国際会議場(3階)

社会的な分断や権利の制限が進む厳しい状況のなかで、現地のコミュニティや活動団体はどのように抗い、活動を続けているのでしょうか。
本セッションでは、中国やアメリカで活動する団体の具体的な実践と現状を共有し、バックラッシュへの対抗戦略やレジリエンスについて学ぶとともに、日本のこれからの運動や支援のあり方を考えます。

Yanzi Peng(ヤンズー・ペン)

China Rainbow Collective共同創設者/ライデン大学 Chinese Queer Collection研究員

中国の市民社会で20年にわたり活動し、そのうち14年間、組織開発、人材育成、法的アドボカシー、社会への働きかけなどを通じて、LGBTQ+の権利と包摂の推進に取り組んできた。2013年にはLGBT Rights Advocacy Chinaを共同設立し、弁護士、ジャーナリスト、研究者、コミュニティ活動家らのネットワークを構築。戦略的訴訟や社会啓発キャンペーンを展開した。現在はChina Rainbow Collectiveを通じて、中国のLGBTQ団体や活動家のレジリエンス強化、社会における可視性の向上、分野横断的な連携促進に取り組むとともに、中国における婚姻平等の実現に向けたアドボカシーを進めている。

Yanzi Peng is Co-founder of the China Rainbow Collective and a Research Fellow with the Chinese Queer Collection at Leiden University. He has worked in Chinese civil society for 20 years, including 14 years advancing LGBTQ+ rights and inclusion through organizational development, capacity building, legal advocacy, and public engagement.
In 2013, Peng co-founded LGBT Rights Advocacy China, building networks of lawyers, journalists, researchers, and community advocates to support strategic litigation and public campaigns. Through the China Rainbow Collective, he now works to support the resilience of Chinese LGBT organizations and activists, increase meaningful public visibility, foster cross-sector collaboration and coordinate advocacy efforts to advance marriage equality in China.

Jack Harrison-Quintana(ジャック・ハリソン=キンタナ)

National LGBTQ Task Force Creating Change

米国を拠点に、LGBTQの人権や平等の実現に取り組むクィア・ラティーノの活動家、著者、研究者。National LGBTQ Task Forceが主催する米国最大規模のLGBTQカンファレンス「Creating Change」の運営に約20年携わる。National Center for Transgender Equality、Grindr for Equalityなどでも活動。2016年には『Foreign Policy』誌の世界的思想家の一人に選出。鹿児島、韓国・延世大学への留学経験を持ち、ジョージタウン大学大学院修了。

Jack Harrison-Quintana, M.A., (He/Him) is a queer US Latino activist, author, and researcher. His work at the intersection of digital advocacy, sexual liberation, and LGBTQ justice has earned him recognition as one of Foreign Policy magazine’s top geopolitical thinkers of 2016 as well as Fast Company’s most creative people in business. Over the course of his career, Jack has worked with the National LGBTQ Task Force, the National Center for Transgender Equality (NCTE), the Global Trans Research and Advocacy Project (GTRAP), Grindr for Equality, and Khemara in Phnom Penh, as well as five state and local LGBTQ-related ballot measure campaigns. Among his most cherished work, Jack has been a part of Creating Change, the conference of the National LGBTQ Task Force for nearly two decades, working on all aspects of the event to continue to build the US LGBTQ movement. Originally from Signal Mountain, Tennessee, Jack spent a semester at Higashi High School in Kagoshima-city and a semester at Yonsei University in Seoul, as well as earning degrees in International Studies, and Communication, Culture, and Technology from Georgetown University in WAshington, DC.

SESSION 5-2

まちにセンターがある未来

13:20 - 14:20

レセプション・ホール(2階)

常設のLGBTQセンターが存在することは、「ふらっと本を読みにいく」「静かに過ごす」といった個人のペースで安心感を得られる居場所となるだけでなく、自治体や地域の医療・福祉・教育などと連携する地域の専門拠点としても重要な役割を果たします。
本セッションでは、地域でLGBTQセンターを運営する団体の先進的な実践事例を共有いただき、センターという常設の拠点がまちづくりにもたらす価値や可能性についてともに考えます。

間々田久渚

一般社団法人ハレルワ 代表理事

一般社団法人ハレルワ代表理事。デザイナー、公認心理師。トランスジェンダーとしての経験を活かし、群馬県内複数自治体の人権・男女共同参画委員として施策推進に携わる。LGBTQの相談・啓発・居場所づくりに取り組み、前橋の商店街にコミュニティースペース「まちのほけんしつ」を開設。2024年に群馬県初のプライドパレードを実施。「無いものは自分で作る」を実践し、地域のコミュニティを通じて多様性が尊重されるまちづくりを推進している。

村木真紀

認定NPO法人虹色ダイバーシティ 理事長

京都大学 総合人間学部 卒業。社会保険労務士。日系大手製造業、外資系コンサルティング会社等を経て現職。LGBTQ当事者としての実感とコンサルタントとしての経験を活かして、LGBTQに関する調査研究、社会教育活動を行っている。2022年に「プライドセンター大阪」を開設。2024年IGLTA(国際LGBTQ+旅行協会)「Pathfinder賞」、2025年Forbes JAPAN「時代をつくる50歳以上の女性50人」に選出。著書『虹色チェンジメーカー LGBTQ視点が職場と社会を変える』

SESSION 6-1

LGBTQの命も守られるまちについて考える

15:10 - 16:30

ウ・タント国際会議場(3階)

災害などの非常時や病気、生活困窮といった困難に直面した際、LGBTQも差別や偏見を恐れることなく、安心して公的・民間のセーフティネットにアクセスできる環境整備は極めて重要です。
本セッションでは、防災、医療、福祉、相談支援の各現場におけるLGBTQに関する課題や先進的な取り組みの実践例を共有いただき、有事の際にも「誰も取り残さない」包摂的なセーフティネットのあり方と、安心して暮らせるまちづくりについて考えます。

木南拓也

特定非営利活動法人akta センター長

2005年より新宿二丁目を拠点に構えるコミュニティセンターaktaにて、主にMSM(男性とセックスをする男性)を対象としたHIV予防活動に従事し、バー、クラブ、ハッテン場などのナイトライフを活用したアウトリーチを通じて、継続的に現場に根差した支援を行なっています。また、2020年にセンター長に就任して以降は、HIVの正しい理解や検査・医療へのアクセスを促進するための取り組みを牽引しています。

桂木祥子

NPO法人QWRC 理事

相談支援専門員 精神保健福祉士 公認心理師
2003年、大阪にてLGBTQと女性のためのセンターQWRC立ち上げに関わる。
現在、同団体共同代表。個別相談やSNS相談を行い、LGBTQ 常設センターで勤務。
同時に並行して精神科勤務10年の後、計画相談、障がい児相談支援に従事している。

金久保祐介

一般社団法人にじいろドクターズ 代表理事

東京大学医学部医学科卒業。東京慈恵会医科大学大学院にて博士(医学)を取得。家庭医療専門医、総合診療専門医。2021年当法人を設立し、2026年6月より代表理事を務める。現在は東京慈恵会医科大学教育センターDE&I推進部門の教員として医学教育やLGBTQ+に関する医学研究に従事。日本プライマリ・ケア連合学会DE&I推進委員会・セクシュアルヘルス委員会委員。千葉県医師会多様性社会推進委員会委員。

山下梓

弘前大学 男女共同参画推進室専任教員

2005年からレインボーコミュニティで活動。2011年、東日本大震災をきっかけに友人と岩手レインボー・ネットワークを設立。2012-14年、ILGA理事(共同代表代行、共同代表)。カーティン大学大学院(オーストラリア)Master of Human Rights(人権学修士)。NGO職員、法政大学ボワソナード記念現代現代法研究所嘱託研究員、岩手大学男女共同参画推進室(現ダイバーシティ推進室)研究員などを経て、現職。本務は、大学のジェンダー平等推進実務。防災士。

SESSION 6-2

交流会

15:10 - 16:30

レセプション・ホール(2階)

年齢や属性を問わず、どなたでもご参加いただける交流会です。トークテーマに沿って、参加者同士で気軽にお話してみましょう。
【当日の流れ(仮)】
交流①:グループに分かれてテーマに沿っておしゃべり
全体共有:どんな話が出たか全体でシェア
交流②:メンバーや視点を変えてトーク
全体共有:全体でシェア、まとめ

三浦暢久

NPO法人カラフルチェンジラボ 代表理事

30歳でゲイであることをカミングアウトし、翌年アロマヒーリングサロンを開設。約2,300名の相談に乗る中で、セクシュアリティを問わず偏見のない社会を目指し2015年より活動を開始。2018年には「NPO法人カラフルチェンジラボ」を設立。現在は福岡市を中心に、企業や地域、学校等で講演活動や研修、アドバイザーとして幅広く活動している。

柳谷由美

さっぽろレインボープライド実行委員会 実行委員長

札幌市在住。作業療法士として精神科医療や児童発達支援に携わる傍ら、2010年からLGBTQコミュニティでの活動を開始。交流イベントの主催や支援団体の設立、企業・教育機関での研修、自治体への制度改善の働きかけなど、北海道を中心に活動してきた。2018年から「さっぽろレインボープライド」実行委員長を務め、誰もが自分らしく暮らせる地域社会の実現を目指している。

トップに戻る

ありのままを、あたりまえに。認定NPO法人 ReBit

お問い合わせ

お問い合わせ先:認定NPO法人ReBit まちづくり事業部

お申し込み

REGISTRATION

参加無料